教育の最先端を行っていることで知られているフィンランドですが、
2020年までに16歳以上の全ての生徒には科目の概念を捨てて教えることになるそうです。
常になりたい職業では上位に先生が入っており、教育のレベルも高い国として有名ですが
いち早く教育の改革に乗り出すようです。
具体的にどういうことか今分かっている部分で見ていきましょう。
科目を横断し出来事や事象ごとに教える
科目を横断して教えるということですが、
例えば「第2次世界大戦」という授業では、歴史、地理、数学の観点から包括的に習い、
「カフェで働く」という授業では、英語、経済知識、コミュニケーション能力を取得します。
この授業のテーマですが、生徒が自分の能力や希望を元に自分自身で選択できるシステムとなる予定です。
教師の協力が必要不可欠だが
この方法を実現するためには教師が教え方を変えなくてはいけないため、
教師の協力が必要不可欠ですがこの方法で教えられる教師は給与が上がることが既に決定しており、
既に首都ヘルシンキでは教師の7割以上がこの新システムに向けての準備を進めています。
教師が一方的に教えるのではない
このシステムになると授業形態も変わり、座学で教師が一方的に説明し教えるのではなく
小さいグループに分けられてディスカッション形式での授業に変わっていくとのことです。
これにより生徒はより自分の意見を言ったり考えたりすることが必要になってくるため、
積極的に授業に参加することにより、能動的に授業を受けるよりも記憶の定着や能力の向上につながっていくのではないでしょうか。
まとめ
教育で最先端を行っているフィンランドですが、
この方法にすることにより生徒も自分が学びたい物、将来に必要な物だけを選択できるようになるため
授業がより有意義で楽しいものになるでしょうね。
日本もようやく英語を早くに取り入れるなど他の国との教育レベルの差を埋めようとしていますが、
もっともっと思い切った改革が必要かもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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